個展後記




今月の3日から開催していたHotel 椿山荘 Tokyo アートギャラリーでの個展「言葉の無い歌 - SONGS WITHOUT WORDS」も先日、無事に終了致しました。おかげさまで多くの方々のご来場もあり、また、個人的に久しぶりの再会も多くあり、とても良い時間を過ごすことが出来ました。時折、冷たい雨の降る日もありましたが、会場へお越しいただいた皆様には感謝が尽きません。本当にありがとうございました!



今回はモノクロームな新作も幾つか


これまでとは異なる新作も


新作「Daydream - 白昼夢」はソールドアウトに


会場の様子


会場の音楽は安ヵ川大樹氏のアルバム「Trios 鵺」 素晴らしいJAZZです


2月10日には朝日新聞の紙面に


今回は個展中に執筆も


仕上がり


数年間、描きたかった題材「    」


作品の前にて


素晴らしき方々と


最終日、春近し



東日本大震災後、余震の残る2011年4月に初めて開催してから、今回で6回目となるHotel 椿山荘 Tokyo アートギャラリーでの個展。毎年、この時期の開催とあって僕の中では制作期間から展示中まで、本当に多くの想い在る個展でした。

2011年当時、周囲のライブ会場やギャラリーの中には当分の間、運営を自粛するという方針も多く聞かれました。「こんな状況なのに不謹慎だ。」「こんな状況だからこそやらなくてはならない。」賛否両論の渦巻く中で、僕自身も様々なミュージシャンやアーティストと多くの時間、語り合っていたことを今でも鮮明に覚えてます。

賛否両論が渦巻く中であっても個が個であるということは明白でなくてはならない。時勢に流されるのではなく、自然と強く湧いたそれを日々実行していくしかない。

シンプルに淀みない意志を。変わらず、多くの方々の無事と一日も早い復興を想い。心の在処を失わず。日々の積み重ねをチカラに。


あれから5年。


年々、時の経過や意識の変化を感じながら、
声にならない何かを描きたいと過ごしています。

メンデルスゾーンの無言歌集「SONGS WITHOUT WORDS」を聴きながら。

再び構想の海へ。


2016年2月18日  柏原晋平